病名 |
症状 |
ワンポイントアドバイス |
麻疹
(はしか) |
発熱、咳、鼻水、下痢、目の充血、なみだ目、赤い融合した発疹 |
1歳のお誕生日を迎えたらすぐに予防接種を受けましょう。脳炎や肺炎を合併することがあるので治るまでは目がはなせません。指示された日に必ず受診を! |
風疹
(三日ばしか) |
首のリンパ腺の腫脹、3~4日間発疹、発熱、かゆみ、目の充血 |
熱がなくて元気でも、発疹が消えるまでは家にいてください。 |
水痘
(水ぼうそう) |
発熱(しない時もあり)、水を持った発疹でかゆみがあり、治ってくるとかさぶたになる |
かゆいので引っかいて書き壊さないように爪を短くしておきましょう。熱がなければシャワーはOKです。 |
流行性耳下腺炎
(おたふく風邪) |
耳の下(耳下腺)、あごの下(顎下線)が腫れて痛む。たいてい左右ともに腫れるが、まれに片側だけの事もある |
すっぱいものやよくかまないといけないものは余計に痛くなるので避けましょう。頭痛が強く何度も吐く時、睾丸を痛がるときはもう一度受診を。 |
白色便性下痢症 |
発熱、嘔吐、ひきつけ、白っぽい下痢便 |
吐き続ける時や脱水がひどいと点滴や入院が必要になります。吐き気が強い時は無理に飲ませずに、落ち着いてきたら水分を少しずつ飲ませるようにしましょう。 |
手足口病 |
手足口にブツブツや水疱出現時に発熱 |
口の中が痛いときはすっぱい食べ物は避けましょう。 |
伝染性紅斑
(りんご病) |
両頬の紅斑、四肢の紅斑性湿疹、関節炎、喉の痛み、感染2~3週間後に湿疹や関節炎が出現 |
自然に治りますがかゆみが強くなったり高熱が出る時はもう一度受診を。 |
突発性発疹 |
発熱、不機嫌、下痢、解熱と同時に発疹 |
高熱が出ますが咳や鼻水は出ません。ひきつけたときはもう一度受診を。 |
ヘルパンギーナ |
発熱、痛みのある口内炎 |
乳幼児の間で流行する夏風邪の一種。口内炎が痛いのですっぱいものは避けましょう。口の中の痛みが強くて水分も取れないときは再受診を。 |
インフルエンザ |
普通の風邪に比べ症状がひどくなります。寒気、高熱、倦怠感、筋肉痛、鼻水、頭痛、くしゃみ、咳、たんなど |
うがい・手洗いで予防しましょう。予防接種も受けましょう。室温の管理に気をつけて、消化の良い食事に心掛けましょう。いつもと違うと感じたら受診を。 |
咽頭結膜熱
(プール熱) |
発熱、目の充血、流涙、目やに、まぶたの腫れ |
喉の痛みが強く、水分も取れないときは再受診を。 |
流行性角膜炎 |
目の充血、流涙、目やに、まぶたの腫れ |
治るまで顔を拭いたタオルは共有しないようにしましょう。 |
日本脳炎 |
発熱、嘔吐、頭痛、意識障害、けいれん |
予防接種は必ず受けるようにしましょう。 |
伝染性単核球症
(EBウィルス) |
1週間以上続く発熱、発疹、肝腫大、リンパ節腫大、食欲不振、嘔吐、扁桃腺の腫れ |
肝機能が一時的に悪くなることもあります。医師の指示に従って受診を。 |
伝染性軟属腫
(水いぼ) |
境界明瞭で表面につやのあるいぼ |
大きなものやたくさんできる時は受診を。取るか取らないかは医師と相談してください。 |
ポリオ
(小児マヒ) |
発熱、下痢、嘔吐、四肢マヒ、言語障害 |
日本では絶滅したと言われていますが、必ず予防接種をすること。 |
百日咳 |
咳、嘔吐 |
予防接種を受けていない子がかかります。赤ちゃんにとっては咳のために息ができなくなってしまうこともあります。抗生剤は早い時期からの服用が効き目が高いので早期発見・治療が大切です。 |
溶連菌感染症 |
扁桃腺炎、発熱、イチゴ舌、発疹、嘔吐 |
診断を受けたら抗生剤を10~14日服用します。途中で薬をやめてしまうと再発します。薬を飲まないとリウマチ熱や腎炎を起こすことがあります。必ず医師の指示通り最後まで薬を飲みましょう。また、治ってから2週間後と1ヵ月後に尿検査を受けておきましょう。 |
結核 |
不機嫌、食欲不振、発熱、咳、ツ反陽転 |
早めに予防接種を受けましょう。 |
伝染性膿痂疹
(とびひ) |
水疱、かさぶたになる発疹、かゆみ |
擦り傷、虫さされ、あせもなどに化膿菌が入り込んで水ぶくれができます。かきこわした手で他の場所をかくととびひします。 |